お菓子と花と街さんぽ

最強のショートケーキを探して。

大エルミタージュ美術館展と毛利庭園

いよいよ今週いっぱいまでとなった、大エルミタージュ美術館展に(やっと)行って来ました。
会場は六本木の森アーツセンターギャラリーです。
私は六本木方面に行く用事がほとんどないので、また会期が終わる間際になってしまいました。
それでも出かけた火曜日、東京は雨だったので客足が鈍ったかと思いきやそんな事も無く、かなり混雑していました。

六本木に着くと、駅の通路にはこんなに大きく広告が出ていました。


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左から
聖母マリアの少女時代(フランシスコ・デ・スルバラン)1660年頃 油彩・カンヴァス
林檎の木の下の聖母子(ルカス・クラーナハ)1530年頃 油彩・カンヴァス
戴冠式のローブを着たエカテリーナ2世の肖像(ウィギリウス・エリクセン)1760年頃 油彩・カンヴァス
盗まれた接吻(ジャン=オノレ・フラゴナール マルグリット・ジェラール)1780年代末 油彩・カンヴァス
羽飾りのある帽子をかぶった若い女性の肖像(ティツイアーノ・ヴェチェッリオ)1538年 油彩・カンヴァス



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私が六本木ヒルズに来たのは、もしかしたら初めてかも知れません。
景色に全く既視感がなく、美術館展への目印を頼りに歩きました。


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ウィギリウス・エリクセン
「戴冠式のローブを着たエカテリーナ2世の肖像」


この絵はエカテリーナ2世。
エルミタージュ美術館を作った女帝の肖像画です。
大エルミタージュ美術館展では唯一、この肖像画だけが撮影可でした。
これは1762年、彼女が33歳の時の戴冠式の絵です。


今回、私は音声ガイドを利用して鑑賞しました。
音声ガイドには2種類あります。
解説ナレーターが藤村紀子さん、スペシャルナビゲーターに又吉直樹さんを迎えた通常ガイドと
ロシアの人気キャラクター、チェブラーシカが登場するチェブラーシカ・ガイドです。
貸し出しの時に私はチェブラーシカ・ガイドを希望したのですが「こっちの方が詳しいですよ~」と通常ガイドを薦められて、その通りにしました。
チェブラーシカ・ガイドが聴きたかった…
子供向けなのかな?と思いましたが、別の日にチェブラーシカ・ガイドを利用した娘に聞いてみると
「そんな事はない。チェブラーシカ良かった!」と言っていました。
でも通常ガイドには宇多田ヒカルさんが歌う大エルミタージュ美術館展のテーマソング「人魚」が収録されていて、ゆっくりと流れるメロディの歌声がこの美術展の雰囲気にぴったり合っていました。


エルミタージュ美術館は、ロシアの首都サンクトペテルブルグにあります。
約1万7千点ある絵画作品のうち、選りすぐりの85点が日本で展示されています。

音声ガイドで解説された作品は、20番までありました。

1. 戴冠式のローブを着たエカテリーナ2世の肖像(ウィギリウス・エリクセン)
2. トビトの治癒(ベルナルド・ストロッツイ)
3. 羽飾りのある帽子をかぶった若い女性の肖像(ティツイアーノ・ヴェチェッリオ)
4. 聖家族(ポンぺオ・ジローラモ・バトーニ)
5. 手袋を持つ男の肖像(フランス・ハルス)
6. 運命を悟るハマン(レンブラント・ハルメンスゾーン・ファン・レイン)
7. 川沿いの夕暮れ(アールベルト・カイプ?)
8. 怠け者(ヤン・ステーン)
9. ルーベンスと息子アルベルト(ペーテル・パウル ルーベンス派)
10. 王妃ヘンリエッタ・マリアの2人の侍女:カーク夫人アン・キリグルーとおそらくはストレンジ男爵夫人シャーロット(アンソニー・ヴァン・ダイク)
11. 鳥のコンサート(フランス・スネイデルス)
12. 受胎告知(バルトロメ・エステバン・ムリーリョ)
13. 聖母マリアの少女時代(フランシスコ・デ・スルバラン)
14. エジプトの聖家族(二コラ・プッサン)
15. 春 夏 (二コラ・ランクレ)
16. エジプト逃避途上の休息(フランソワ・ブーシェ)
17. 盗まれた接吻(ジャン=オノレ・フラゴナール マルグリット・ジェラール)
18. 海辺の岩(クロード=ジョセフ・ヴェルネ)
19. 林檎の木の下の聖母子(ルカス・クラーナハ)
20. 嵐、ディドとアイネイアスの物語(トマス・ジョーンズ)


クラーナハとルーベンス以外は私の知らない画家でしたが、流石に西洋絵画の巨匠ばかりの展示とあって見ごたえがありました。
宗教画が多い中で、12番の「受胎告知」が一際美しいと思いました。
また、11番の「鳥のコンサート」は何か物語の挿絵のようでもあり、ユーモラスな作品でとても好きでした。

東京・六本木の森アーツセンターギャラリーでの会期は残すところあと4日です。






会場を出てエレベーターに乗ると、どうやらここには「毛利庭園」という場所があるらしく行ってみる事に。


ここは、毛利甲斐守邸跡(もうりかいのかみていあと)だそうです。
思ったよりも広々とした、立派な庭園でした。

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雨の中、ガクアジサイがきれいに咲いていました。
紫陽花はやはり、雨に濡れている方がきれいですね。