お菓子と花と街さんぽ

最強のショートケーキを探して。

藤田屋菓子店の苺ショートケーキ@岩手帰省編

藤田屋菓子店は、岩手県宮古市にある創業120年の老舗のお菓子屋さんです。

帰省すると必ずこちらの、真っ白い生クリームを絞っただけのショートケーキを食べます。

名前も「生ケーキ」だか「生ショート」だったか?そんな感じ。

我が家では、白いケーキと呼んでいました。

他にも帰省したら食べたいケーキは、西野屋さんの「オムレット」と「ガナッシュ」です。

藤田屋さんにも西野屋さんにも他にたくさん種類があるというのに、実家ではいつも同じケーキばかり買っていました。

きっと、美味しくて安いからでしょうね。

貧しく忙しかった母は、いつもほったらかしの子供達にすまないと思い、毎週土曜日にはケーキを3つ買って帰って来たのです。

東北大震災の年の夏に帰省した時、西野屋さんは商品は少ないものの何とか営業していてホッとしました。

「藤田屋さんは、どうなったの?」と誰に聞いても、当時は皆がケーキどころではないといった悲惨な状態でしたので

「あそこは海に近いからねぇ。もしかしたら、もう店をやらないかも知れないね。」

と、言われただけでした。

だから翌年に、駅前の商業施設のテナントで藤田屋さんの白いケーキを見つけた時には、思わず涙が溢れたのです。

 
姉に「これからケーキを買っていくけど、何がいい?」とラインをすると、「白いケーキ」と即答。
義兄と姉と姪と弟と、私の分の白いケーキを5個買いました。
 
ケースには、苺ショートもありました。
そういえば、藤田屋さんの苺ショートって、食べた事がありません。
苺の分だけ、お値段が高いからですねきっと…。
 
迎えの車を待つ間、ひとつ買って食べました。
 
買った時に、店員さんにお店の事を伺いました。
新しい店舗が、前に本店があった場所の近くに出来たそうです。
 
来年は、そちらに買いに行こうと思います。

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スポンジケーキのきめが細かくて、しっとりしているのが藤田屋さんの特徴です。
 
姉は切り落としのスポンジをよく買ってきてくれて、これがまた最高のおやつなのでした。

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苺の時期も、もう終わり。
 
しみじみ美味しかったです。
 
 
 
5個買った白いケーキですが…
姉の家に向かう途中、弟が急ブレーキをかけた時に箱が見事に逆さまになりまして…
姉の家に着いてからそれに気づき、絶叫しました。
 
そんな訳で、写真がありませんが、形はひしゃげていても美味しかったです。