お菓子と花と街さんぽ

最強のショートケーキを探して。

アスカルビーのストロベリーパフェ@資生堂パーラー サロン・ド・カフェ

前記事の続きです。

銀ブラした友人とは先月にもタカノのフルーツバイキングに行ったのですが、その時に

「タンポポは、銀座の資生堂パーラーに行った事がある?」

と聞かれました。

「もちろんあるよ。といっても20代の頃に一度だけね。苺パフェを食べたの。」

「どうして苺パフェ?」

このようなやり取りをしたのでした。

 

友人の話によると、詩人の立原道造が恋人の水戸部アサイとデートした場所が、資生堂パーラーなのだそうです。

私が立原ファンなので、ふたりの食べたメニューを食べに行ったのかと思ったようでした。

でも私は、立原道造と水戸部アサイと資生堂パーラーのエピソードを知りませんでした。ナンテコッタ…

 

私はもうじき高校卒業という頃、自分と同様に就職で上京する同じクラスの男子が

「銀座に行って、資生堂パーラーのクリームソーダを飲むんだ。」

と、楽しそうに話していたのが心に残っていたのです。

それを聞いても私には、資生堂パーラーって何の事だか解りません。

彼はなぜか都会の事をいろいろ知っていて、あの田舎では珍しい乙女系男子でした。

当時、姉の影響でユーミンばかり聴いていた私は

(ソーダ水なら、山手のドルフィンだろ…)と思いながら

「ふーん」としか言えませんでした。

 

21か22歳だったでしょうか。ふと、その事を思い出し、ひとりで銀座に行きました。

私が資生堂パーラーの本店でパフェを食べたのは、一度だけです。

初めて入る高級なお店の雰囲気にとても緊張し、パフェを味わうどころではありませんでした。

 

ちょうど同じ頃、友人も資生堂パーラーに行き、やはりひどく緊張してしまい何を頼んだのかも覚えていないそうです。

それで、今度こそちゃんと味わおうということになりました。

 

私達が20代の頃に行った資生堂のビルは建て替えられて、赤レンガ色の斬新なデザインのビルに変わっていました。

でも、パーラーの内装はあの時と同じように豪華で、丸テーブルに白いテーブルクロスでした。

田舎から出てきて垢抜けない小娘は、ウエイターが椅子を引いてくれるだけでガチガチに緊張したのです。

「それも、ついこの間の出来事のような気がするね」

と笑いながら、苺のパフェをいただきました。

 

 

徳島県三好郡東みよし町産 アスカルビーのストロベリーパフェ

~東京銀座資生堂ビル15周年 こだわりの苺パフェ~


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ルビーのように赤色が美しい苺「アスカルビー」を、ソースにも使用したパフェです。

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パフェの姿も、気品があって美しい…。
目を瞠る美しさと美味しさでした。
 
 
立原道造と水戸部アサイが食べたのは、パフェだったのかソーダ水か、それともアイスクリーム?
調べてみましたら、シャーベットという説を見つけましたがはっきり解りませんでした。
 
近くの席の老紳士が、綺麗な色のクリームソーダを美味しそうに飲んでいました。
 
 
あの男子も、クリームソーダを飲んだのかな?
いつか会う事があれば、聞いてみたいと思います。